ラムダ式とStream APIで学ぶモダンJava ― 関数型を取り入れて変化するJava言語の現在

20年以上の歴史を持つJava言語ですが、近年は関数型を取り入れるなど大きく変化し、リリースサイクルも格段に短くなってますます進化しています。モダンなJavaプログラミングで必要となるラムダ式とStream APIについて、谷本心(cero_t)さんによる詳細な解説です。

ラムダ式とStream APIで学ぶモダンJava ― 関数型を取り入れて変化するJava言語の現在

1996年にJava 1.0が登場して、もう20年以上がたちました。この間、Javaにはさまざまな言語機能やAPIが追加され、変化し続けています。

これだけ長い歴史を持つプログラミング言語ですから、利用者が多かったり、フレームワークやライブラリが充実していたりする一方で、書籍やWebに掲載されている情報が少し古かったり、研修で学ぶJavaが最新の動向を踏まえていなかったりするなど、長い歴史を持つが故の問題もあります。

特に、近年のJava8で登場したラムダ式Stream APIという関数型を踏まえた新機能は、これまでのJavaの書き方を一変させる大きな変化となりました。また、Java9以降のリリースモデルの変更は、JDKのオープンソース化以来となる大きな変化をもたらしました。

このような動向を踏まえて、モダンなJavaの文法やスタイル、そしてそのメリットを紹介したいと思います。

なぜ、私たちはJavaの新しい機能を学ぶのか?

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