失敗を学びに変える「障害報告書」の書き方 ─ RettyのCTOがGoogleで学んだ「問題を隠さない文化」
人間は失敗するものです。エンジニアもまたしかり。Retty株式会社の樽石CTOが考える、失敗を学びに変える考え方とノウハウを紹介します。
はじめまして。Retty株式会社でCTOを務める樽石将人(
子供の頃からパソコンに親しみ、新卒一期生でレッドハットに就職して、Rettyに入社するまでGoogleや楽天を経てきました。エンジニアとして活動して約30年。日々失敗し続けていますし、過去には大規模サービスを止めてしまったこともあります。
人間である以上、バグやエラーは必ず起こるもの。エンジニアは失敗を繰り返す仕事です。
失敗を糧として成功に変える秘訣(ひけつ)は、障害報告書を書く習慣をつけることです。私も仕事する上で実践していますし、Rettyのメンバーにも勧めています。とくに若手エンジニアにはぜひ身に付けてほしいと考えています。
この記事では、私が失敗の基準としている考え方と、障害報告書によって失敗を学びに変えるノウハウをお伝えします。
- どこからが失敗なのか?
- 私自身の失敗と学びの体験
- 障害報告書の書き方
- 「失敗を回避するための方法」にフォーカスする
- 失敗を振り返ることでポジティブなものにしよう
- 参考・監視サービスあれこれ
- 執筆者プロフィール
どこからが失敗なのか?
エンジニアHubに会員登録すると
続きをお読みいただけます(無料)。
続きをお読みいただけます(無料)。
登録ボタンを押すと、利用規約とプライバシーポリシーに同意したことになります。

- すべての過去記事を読める
- 過去のウェビナー動画を
視聴できる - 企業やエージェントから
スカウトが届く