実例に学ぶ動画配信サービスの負荷試験~テストケース作成からツール選定、性能劣化への対応まで
ライブ動画ストリーミングプラットフォーム「SHOWROOM」で実施した負荷試験の内容とはどのようなものだったのでしょうか。DeNAのインフラ基盤を支えるエンジニア漢 祐介さんに、貴重なノウハウを徹底解説してもらいました!
サービスが業務に耐えうる処理性能を持っているかを検証するため、システムに対して擬似的に大量アクセスを発生させて反応を測定する「負荷試験」。サーバーの限界性能を見極め、安定稼働させるための指標や仕組みを作るために、なくてはならないものです。
では、多くの人が知るサービスは、どのような負荷試験を経てリリースされたのでしょうか。すでに運用段階にあるサービスの背後にある負荷試験のノウハウは、これから何らかのサービスをリリースしようとしているエンジニアにとって有用な情報です。
そこで今回は、DeNAのインフラ基盤を支えるエンジニア漢 祐介(はた・ゆうすけ)さんに、ライブ動画ストリーミングプラットフォーム「SHOWROOM」で実施した負荷試験の内容を中心に、そのノウハウを徹底解説してもらいました!
- 漢 祐介(はた・ゆうすけ)
- 株式会社ディー・エヌ・エー システム&デザイン本部IT基盤部第一グループ・グループリーダー。都内ベンチャーから「もっと自分の力を試したい」という思いで2012年にDeNAに転職。モバイルゲームの開発・運用を経てIT基盤部に配属、開発からインフラまで幅広い技術を身に付けフルスタックエンジニアを目指す。現在はIT基盤部第1Gのリーダーとして、様々な領域のインフラ業務に携わっている。
(1)テストケース作成の基準
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